補聴器ここ。(BTEタイプ補聴器)

 

 

補聴器つけています!と知ってもらいましょう


 

耳かけタイプの補聴器です。

 

左の赤い補聴器(BTE)は大きいですが、パワーが有り電池も長持ちします。

 

真ん中の補聴器(RIC)は小さくて、つけ心地も楽です。

 

*小型の耳かけ補聴器(RIC)についてはこちらに書いています ⇒ 補聴器どこ?

 

耳かけ部分がチューブなので、透明ですが太いので補聴器をつけているのはわかりますね。

 

RICタイプの補聴器は、補聴器本体(外に出ている部分)にマイクがあり、耳の中にレシーバーをいれるので本体が小さくできますが、こちらのBTEタイプは補聴器本体にマイクとレシーバーがあり、チューブを通して音を送っている形になります。

 

メリットは耳の中に機械を入れないので耳だれの出やすい方、柔らかいや耳垢の方に安心して使っていただけます。

 

髪の短い方の場合はどうしても「補聴器はここ!」と主張しますが、使用できる電池がPR48、PR44と大きいので高度重度難聴の方も十分な音量で聞いていただけます。

 

【イマムラ目線】

「目立たない補聴器をください」という声が多いですが、「補聴器つけています!」と主張する方が楽な方もいらっしゃいます。先天的もしくは幼少時から難聴の方は会話が苦手な方が多いです。「ゆっくりお願いします」と伝えるのでさえ遠慮がちな方も少なくありません。補聴器を装用されている方だとわかれば大抵の場合は「わかりますか?」と声をかけてもらえる可能性が高くなりますし、周囲が声掛けを配慮(ゆっくり喋ってくれる、口を大きく動かしてくれる)、筆談が必要か聞いてくれる、などが期待できるからです。

 

他には、失くしにくい、電池交換が楽(回数が少ない、大きい電池で取り扱いやすい)、などメリットあります。

 

日常の生活環境を十分に配慮して、ご自分に最適な補聴器を探しましょう。