やっぱり、人には知られたくない。目立たない補聴器。
耳かけタイプの補聴器です。
左の赤い補聴器(BTE)は大きいですが、パワーが有り電池も長持ちします。
真ん中の補聴器(RIC)は小さくて、つけ心地も楽です。
*パワータイプの補聴器(BTE)についてはこちらに書いています ⇒ 補聴器ここ。
マイクとレシーバー分離型の耳かけ補聴器(RIC)をつけてもらいました。
正面からは、細いワイヤーが出ているだけなので目立ちません。横からも耳の裏に隠れているので見えません
後ろから見るとこんな感じで見えます。写真はわかりやすく明るい色の補聴器をつけてもらいましたが、髪の色よりワントーン暗めの色か肌の色に近い色をお選びいただくと目立ちません。
ワイヤーは細く、メガネやマスクを付けてもじゃまになりません。
つけた感想をお伺いすると「コレつけてるの?今?軽いね」とのことでした。
【イマムラ目線】
補聴器を選ぶ時にみなさんほとんどの方が「目立たないもの」とおっしゃいます。耳穴に入れるタイプの補聴器も大きさによってはかえって目立つことがあり、このRICタイプの補聴器が一番目立たないと思います。
ですが、残念ながら全ての方に適応するとは限りません。
補聴器は医療機器ですのでその機能性が十分発揮できるように、お一人お一人の聴力や生活習慣、耳道の大きさなどを考慮しておすすめさせていただいております。
一番上の写真の赤い補聴器(マイクとレシーバーが外の補聴器に収まっている:BTE)はパワーが大きく出せるのが特徴です。補聴器の装用には「見た目」が大きな壁になるお気持ちも理解できますが、医療機器としての補聴器は「十分な機能」が一番重要かと思います。RICタイプは小ささ軽さが人気で重度難聴対応の機種もあります。ありますが、使用できる電池のサイズがPR41、PR48となるため電池交換の頻度が上がります。また軽すぎてなくしたことに気づかないなど、リスクもあります。
補聴器は一度ご購入していただくと4~5年はご自分の耳の代わりとして仲良く使っていただきたいと思います。ですので最初にたくさんたくさんお話を聞かせていただきます。そして、一緒に最適な補聴器を探しましょう。